楽しい方向音痴の旅日記

渡辺沙羅のブログです。 This is Sara Watanabe's blog.i just want to live happily.

ギフルガンで災害支援のお手伝いをしてきました。

日本では、たぶんあまり知られていないのですが、2月6日にフィリピンのギフルガンという市で、マグニチュード6.9の地震がありました。
土砂崩れで40人くらいの人が犠牲になってしまったそうです。まだ、行方不明の方もたくさんいるらしいです。

今回、わたしは両親のお友達の日本人の方が勤めている学校の生徒さんとスタッフさんと一緒にギフルガンへ行ってきました。トラックみたいな車に猫バスのようなシートがあって、みんなでわいわい歌いながら、話しながら、寝ながら4時間ぐらいかけて向かいました。
作業は水と食料の配給で、流れ作業の中に混ぜてもらって、どうにかほとんど英語の通じないわたしも関わることができました。現地は、ものすごく暑くて、その中での炎天下の作業だったので、ちょっと大変でした。お昼ごはんは、みんなでご飯を食べるところを探しに行って、たぶんフィリピンの人がよく食べにころれる食堂のようなところで一緒に食べました。そこで、春雨スープのようなものをたのみました。すごくレモングラスの香りが効いていてすごくおいしかった。フィリピンでは、よくレモングラスを使うみたいで、市場(イロンゴ語では、リベルダット)でもたくさん売っていました。

このイロンゴ語というのは、ネグロス島と上斜め半分の地域の人が使っている言葉らしいです。今回地震の被害があったギフルガンは、ネグロスの下斜め半分くらいなのでまた言語が違うみたいで、セブアノ語というそうです。
少しは、タガログ語も覚えられるかなぁ…と思ってたのですが、フィリピンの言語はそんな簡単ではなかったよう…
これも聞いた話なのですが、なぜフィリピンの人が英語が話せるのかというと、島ごとにかなり言語が違うらしく、英語が話せないと困るそうです。TVも、タガログと英語の2種類しかないらしく(チャンネルはものすごくたくさんあるのに?)そこで子どもたちは言語を覚えていくとか…

夕食は、チキンとご飯をいただきました!手で!
わたしは、わりと手で食べるのに慣れてるほうだと思っていたのですが、フィリピンの人から見るとすごく下手で面白かったようで、みんなに笑われながらいただきました!楽しかったなぁ。なんだか、この自然災害に対してフィリピンの人は、もう仕方ないことと思ってるのか、悲しいとか、つらいとか、何より急いで救出活動をしようと思っている様子もあまりありませんでした。でも、もしかしたら人が死ぬのは(何歳であっても)当たり前のことで、こういう感情も納得ができるようにも思いました。(英語ができるようになったら、その辺の感覚も聞いてみたいなぁ…)

ほとんどずっと、フィリピンの軍隊の人と行動していたのですが、最初は大きな銃を持っていて恐ろしいなぁと思ってたのですが、軍隊の人もやっぱりフィリピンの人で、明るくフレンドリーでした。途中、JEEPに乗せてくれたりしました。

もっと書きたいことはたくさんあるのですが、明日は、レベルチェックテストがあります!わたしの英語のできなさ加減を全力で見せてきます!明後日からが、授業開始です!わたしが行っていた中学高校の自由の森とは、まったく違うしっかりとした規則(退学とか、反省文とかもある…しかもかなり厳しい…)始めての学校なので、ドキドキです。
では、とりあえず今日のところはこの辺で…


そうそう、シンカマスの食べ方も教えてもらいました。
バナナみたいに皮をむいて食べるみたいです。
味は、菊芋みたいでした。食感は、ちょっと繊維があるシャリシャリだなぁて感じだったかなぁ…ここでは、根菜ではなく、フルーツの分類になるようです。